大学に入ってまず悩むのが履修登録についてですよね
そしてこの科目を選ぶか大事な判断基準になるのが評価形式
テストで評価されるのか、レポートで評価されるのか、この選択肢によって数ヶ月後の単位取得結果が大きく変わってきます
テストとレポートどちらを選べばいいのか?またはその2つの比率について現役大学生が考えていきたいと思います!

Contents
大学のテスト評価方法の種類

はじめに大学の成績の評価方法についてお話したいと思います
評価方法は大きくわけて3つあります
- テスト形式
- レポート形式
- 小テストや出席など
この3つのどれを選ぶかとても迷いますよね
これらはどういうものなのか、概要を書いていきます
テスト形式
テスト形式というのはほとんど今までの高校時代の形式と同じと思っていただいて構いません
テストを受けて、その点数で成績が決まるというパターンです
ただ大学になって驚いたのが、参照条件というもの
例えばテストにその科目の教科書を持ち込んだり、手書きのカンニングペーパーを持ち込んでもいいという条件があります
こんなの今までなかったですよね?
教科書のみ持ち込み可だったり、自筆ノートのみだったり、全部許可だったり、、、、
色々ありますが、変わったのはこれくらいでした
テスト形式は、高校までと一緒と思っておいてください!
レポート形式
大学になって急にでてきましたよねこの単語
レポートという論文を書いて、それがそのまま成績に反映されるのがレポート形式というものになります
手書きの場合もありますが、だいたいはワードで作成したものをパソコンで提出というパターンが多いです
レポート形式はたった1回の提出で終わる場合は少なく、2、3回は提出させられるイメージ
文字数は教授によってさまざま過ぎるので参考程度ですが、平均して2,000文字くらいかなぁと思います
レポート=テストを受けないで良くなる文書
という感じで理解してもらって大丈夫です
小テストや出席など
上記2つ以外にもさまざまな評価方法が大学にはあります
小テストを毎回実施し、その点数が成績になる
出席100%、つまり出席さえすれば単位確定
こういう比較的楽な感じです
テスト形式やレポート形式だと授業をさぼる人が増えがちですが、こういったものは日々参加していないと単位はもらえません
逆にきちんと授業に出てさえすれば単位取得は容易です
ただ、上記と比べて圧倒的に数が少ない
また組み合わせになっている場合もあるので、履修登録の際にはきちんとチェックしましょう
テスト形式とレポート形式の比較

大学には大きく分けて3つの評価方法がありましたが、メジャーなテストとレポートを比較していきたいと思います
テスト形式のメリット
テスト形式のメリットは、
- 確実に良い成績が取れる
- レポートより面倒でない
この2つになります
確実に良い成績が取れるというのは、テストの場合自分の点数が良いと思ったら良いし、悪いと思ったら悪いですよね
レポートだと評価は教授の感性によるんです
これだと先生ウケするかイチかバチかというゲームになるので、運任せになります
同じ内容でも採点者によって点数が変わるなんてことはないテスト形式は、自分の努力次第で確実に良い成績が取れるでしょう
レポートより面倒でないというのは勉強は要点を掴めばあとは単純な作業になるからです
特に文系に多いパターンが覚えたら大丈夫なテストがいっぱい
難しい計算をする必要もなし、脳が停止していてもひたすら唱えれば覚えます
レポートだと自分の頭で考えて、グラフや図に表し、それを文章化して、、、と工程が多いんですよね
その分テストは面倒さはないでしょう
レポート形式のメリット
レポート形式のメリットは、
- 基本的に出せば単位は確定する
- 勉強というスタンスではない
この2つになります
レポート形式はとりあえず出しておけば単位はあります
あまりにも論点から外れた文章、少ない文字数であれば確実とは言えませんが、、、
テスト形式だとテストを受けただけでは単位は貰えません
良い成績である必要があります
出せば単位が貰えるのはレポート形式の重要なメリットです
勉強のスタンスではないというのは、レポートはテストに必要な暗記・計算・復習などは必要ないからです
レポートに必要なのは読解力やまとめる力であって上記のようなあからさまな勉強!というスキルはいりません
それだけで心の持ちようが違いますよね
勉強すると思わなくても良いところもメリットになります
テスト形式のデメリット
テスト形式の最大のデメリットはテストが悪いと単位を落とすこと
レポート提出の場合、きちんと出してさえいれば単位を落とすという人は見たことがありません
ですがテストが悪くて単位を落とす人は何人も見てきました
良い成績を目指すことができる代わりに単位取得問題も起こるのがテスト形式の特徴です
レポート形式のデメリット
レポート形式のデメリットはとにかく時間がかかるということ
レポートっていうのは作文とはまた違うので、根拠となる資料の用意だったり、わかりやすい図の作成なども必要になってきます
これらを探す、作るのはかなり時間がかかります
さらに言うと自分がある程度知識を持ったテーマならいいのですが、全く知らない分野のレポートだと文章を書くのも大変です
わたしは過去に「イスラムの歴史と現代」や「世界の貨幣の変容と日本の関わり」などなど、わけわかんねーよ!と突っ込みたくなるテーマを出されたことがあります
テストだとどこを勉強すれば良いか決まっていてあとは覚えるまで反復、という単純な仕組みなので自分で1からのレポートはしんどいということですね
どっちを選ぶべき?

長々と2つについて書いてきましたが結局はどちらを選ぶべきか
簡単に言うと、
- 単位取得に時間をとられたくない人→テスト
- 低くてもいいから確実に単位を取りたい人→レポート
という分け方が1番良いと思います
テストとレポートの最大のメリットを比較した感じですね
時間効率を考えるならテスト一択、要点だけバーッと覚えてとするとバイトなどで忙しい学生にはありがたいです
確実性を求めるならレポート一択、本が好きだったりプレゼンが得意という人であればなおやりやすいのではないでしょうか
ただ、大学に入学したばかりのみなさんはテストだけ、レポートだけという極端な選択は止めておいたほうが良いです
どちらかだけというのは向いていなかったときが地獄です
また、勉強ばっかりするのも疲れるし1日4テストとかあると厳しいですよね
文章作成ばかりだと終わらなくて徹夜とかになりかねません
個人的には初めはテスト:レポートを7:3くらいの割合でとることをおすすめします
テストは今まで通り対策してもらって、レポート慣れのために春学期の時間をかけてみてください
このくらいの割合だと負担にならないでしょう
大学の履修登録はよく考えよう!

大学の履修はテストかレポートどちらを選ぶべきかということを話してきました
結果としては、はじめに7:3くらいで様子を見て秋学期以降に調整という流れが1番だと思います
それぞれのメリットは、
- テストは確実に良い成績が取れる
- レポートより面倒でない
- レポートは基本的に出せば単位は確定する
- 勉強というスタンスではない
それぞれのデメリットは、
- テストが悪いと単位を落とす
- レポートはとにかく時間がかかる
このような感じです
これを参考にぜひ比較してみてくださいね
はじめての履修登録はとーっても迷うでしょう
7:3を目安として登録がんばってみてください!

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